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お酒、アルコール

アルコールを含む医薬品一覧。アルコール過敏症患者には要注意!?

医薬品の中には、アルコールを含有するものがごく一部にあり、
アルコールアレルギーの患者や、禁酒治療薬(ジスルフィラム、シアナミド)を服用中の患者への使用には気を付けないといけない。

また、ジスルフィラム様作用を有する薬剤にも念のため注意かも。

https://kusuri-company.com/2020/11/24/alcohol/

ちなみに、アルコール誘発喘息というものがあり、喘息患者の約6割が飲酒により喘息発作を悪化させるという報告がある。

アルコール誘発喘息は、肥満細胞からヒスタミンなどの物質が出ることで生じる。
抗ヒスタミン薬や、脱顆粒を防ぐクロモグリク酸ナトリウム(インタール)などが有効と考えられる。 

参考:アレルギー 2008;57:22−31.

アルコール誘発喘息だけど、どうしても飲酒をしなくてはいけない場合には、適応外になるが

フェキソフェナジン錠60mg 1錠 頓服(飲酒の2〜3時間前)

という処方がされることもあるようだ。

ちなみに、喘息使用されるキュバール®、オルベスコ®にはエタノールが添加されていて完全溶解系になっている。アルコール臭があるため、敏感な人への使用は気をつけたほうがよいだろう。

アルコール含有医薬品に注意するケース
1:アルコールアレルギー
2:ジスルフィラム、シアナミドを服用中
3:ジスルフィラム様作用を有する薬剤を服用中
4:喘息

 

無水エタノールを含有する薬剤の例

●キュバール®エアゾール
●オルベスコ®インヘラー
→アルコール臭あり。

 

●ベロテック®エロゾル
●フルティフォーム®エアゾール
●メプチン®エアー10μg
●メプチン®キッドエアー5μg
→アルコール臭?? 念のため注意したほうがよい?

 

●ニトロール®スプレー
→エタノール臭あり。

このように、外用吸入剤にはエタノールが添加されていることがあるため、アルコールアレルギーの聞き取りは大事。

●タキソール®注射液
→溶剤として無水エタノールを含有するため、アルコールの中枢神経系への影響が強くあらわれるおそれがある。本剤を投与する場合には問診により適切かどうか判断すること。

 

●ワンタキソテー®ル点滴静注
→溶剤として無水エタノールを含有するため、アルコールの中枢神経系への影響が強くあらわれるおそれがある。

 

●トーリセル®点滴静注液
→無水エタノールを含有するため、前投薬で投与される抗ヒスタミン剤とアルコールの相互作用による中枢神経抑制作用の増強の可能性があるので、本剤投与後の患者の経過を観察し、アルコール等の影響が疑われる場合には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

 

●スロンノン®HI注10mg/2mL(ノバスタン®HI注10mg/2mL)
→1管2ml中、無水エタノール300mg含有。

 

●サイレース®静注2mg
→1管1mL中、無水エタノール159mg含有。

 

●セルシン®注射液5mg
→1管1mL注、無水エタノール 0.1mL含有。

●セルシン®注射液10mg
→1管2mL注、無水エタノール0.2mL含有。

 

●ルリコン液
→火気を避けて保存すること。

 

エタノール

●カレトラ配合内用液
→本剤はエタノール42.4%を含有する。本剤の成人1日用量(10mL)ではエタノール約4.3mLに相当するので、自動車の運転等危険を伴う作業をする際には注意すること。

 

●ジェブタナ®点滴静注60mg
→本剤の添付溶解液はエタノールを含有するため、アルコールの中枢神経系への影響が強くあらわれるおそれがある。

 

●タキソテール®点滴静注用
→添付溶解液にはエタノールが含まれているので、アルコールに過敏な患者に投与する場合は、「14.2.2 調製法②」の方法によること(添付文書参照)。

 

●ル・エストロジェル®
→アルコールを含有するため、投与後は十分換気を行い、ゲルが乾燥するまでは火気及び喫煙を避けること。

 

●フロジン®外用液5%
→緑色のアルコール性外用液。アルコール臭は(ほとんど)しない。

 

●ミオコール®スプレー
→アルコール臭??

 

●アレビアチン®注250mg
→1アンプル5mL中、エタノール0.525mL含有。

 

●ジギラノゲン®注0.4mg
→1管(2mL)中、エタノール0.2mL含有。ジスルフィラム、シアナミドを服用中は禁忌。

 

●ジゴシン®注0.25mg
→1アンプル(1mL中)、エタノール86mg含有。ジスルフィラム、シアナミドを服用中は禁忌。

 

●ジゴシン®エリキシル
→アルコール濃度? エリキシルなのでエタノールを含むため、ジスルフィラム、シアナミドを服用中は禁忌。

 

●デカドロン®エリキシル
→エタノール濃度5%。 ジスルフィラム、シアナミドを服用中は禁忌。
→小児のクループで使用されることがあるが、通常の使用量では小児がアルコール中毒を起こすことはまずないとされている(メーカー回答)。

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●フェノバール®エリキシル0.4%
→アルコール濃度? ジスルフィラム、シアナミドを服用中は禁忌。

 

●アヘンチンキ「第一三共」
●日本薬局方 アヘンチンキ
→エタノールを含有するため、ジスルフィラム、シアナミドを服用中は禁忌。

 

エリキシル(Elixirs)の定義 
エリキシル剤は、甘味及び芳香のあるエタノールを含む澄明な液状の経口液剤である。

チンキ剤(Tinctures)の定義
チンキ剤は、通例、生薬をエタノール又はエタノールと精製水の混液で浸出して製した液状の製剤である。

 

 

イソプロパノール

●アクアチム®ローション1%
→経験的な話だが、アルコール臭が気になる。

 

●ボルタレンローション
→経験的な話だが、アルコール臭が気になる。

アルコール消毒で皮膚が赤くなる人には、アクアチム®やボルタレン®のローションの使用は避けたほうがよいだろう。

 

感想

実際、どこまで気をつければいいのかというは非常に難しいと思うが、一部の薬品にはアルコールを含んでいるということを知っておけば、どこかで役に立つときがあるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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