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お酒を飲んではいけない薬~ジスルフィラム様作用とは?~

ジスルフィラムとは

アルコールは肝臓内で主にADH(アルコール脱水素酵素)、一部MEOSにより分解されると有害なアセトアルデヒドに変わる。アセトアルデヒドはさらに肝臓内のALDH(アルデヒド脱水素酵素)により酢酸に分解されていく。

ジスルフィラム(ノックビン®)とは「慢性アルコール中毒に対する抗酒療法」に適応がある薬剤である。

ジスルフィラムは、肝臓中のALDHを阻害することにより、飲酒時の血中アセトアルデヒド濃度を上昇させる。これに伴い、顔面潮紅・熱感・頭痛・悪心・嘔吐などの急性症状を飲酒後5〜10分程度で発現させ、お酒を飲みたいという気持ちをなくさせる。
アルコールに対する感受性はジスルフィラム服用後少なくとも14日間は持続する。

なお、ジスルフィラムと同じようにALDHを阻害する薬剤には、シアナミド(シアナマイド内用液1%「タナベ」)があり、適応は「慢性アルコール中毒及び過飲酒者に対する抗酒療法」である。

 

ジスルフィラム様作用により飲酒を避ける薬剤

ジスルフィラムではないが、同じようにALDHを阻害するため飲酒を避けることになっている薬剤には以下のものがある。

●メトロニダゾール錠(フラジール®錠)
「本剤はアルコールの代謝過程においてアルデヒド脱水素酵素を阻害し、血中アセトアルデヒド濃度を上昇させる。腹部の疝痛、嘔吐、潮紅があらわれることがあるので、投与期間中は飲酒を避けること。」

●セフメタゾール(セフメタゾン®静注用)
「ジスルフィラム様作用(顔面潮紅、心悸亢進、めまい、頭痛、嘔気等)があらわれることがある。投与期間中及び投与後少なくとも1週間は飲酒を避けさせること。」

●セフォペラゾン含有注射剤(スルペラゾン®静注用)
「ジスルフィラム様作用(潮紅、悪心、頻脈、多汗、頭痛等)があらわれることがあるので、投与期間中及び投与後少なくとも1週間はアルコールの摂取を避けること。」

☆調べた限りでは、上記の抗菌薬を使用中は飲酒はダメである。
フラジール®錠は処方頻度は高くないものの、ヘリコバクター・ピロリの二次除菌療法、嫌気性菌感染症、クロストリジウム・ディフィシルによる感染性腸炎、アメーバ赤痢などに使用される。処方された場合は、飲酒歴の確認が必須。
セフメタゾール、セフォペラゾンは投与後1週間はアルコール摂取がダメ、となっていることに注意が必要である。

参考:各薬剤の添付文書

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