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発熱、痛み、解熱鎮痛薬

新薬:ジクトルテープ(ジクロフェナクナトリウムテープ)。ボルタレンテープとの違いは?

2021年2月22日、厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会がジクトル®テープ75mgを承認。

ジクトル®テープ

<成分>
ジクロフェナクナトリウム

<適応>
各種がんにおける鎮痛

<用法用量>
通常、成人に対し、1日1回、2枚を胸部、腹部、上腕部、背部、腰部、大腿部に貼付し、1日毎に貼り替えて用いる。
症状や状態により1日3枚に増量できる。

<特徴>
非オピオイド貼付剤で「初」のがん疼痛薬。

ボルタレン®錠/テープで有名なジクロフェナクナトリウムが、久光製薬から「新薬」として発売される。

ジクトル®テープは、久光のTDDS(経皮薬物送達システム)技術を用いて経皮吸収性が向上している。
3枚貼付時のジクロフェナクの全身曝露量が、既承認の徐放性カプセル剤(ナボール®SRカプセル:久光製薬)と同程度になるよう製剤設計されている。
ロコア®テープのように、貼付剤だけど体内曝露量が内服薬と同程度の製剤。

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ただし、ナボール®SRの適応は「関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群」で、「各種がんにおける鎮痛」には適応はない。

今回の貼付剤は、経口摂取が困難な患者に特に向いており、がん疼痛管理における新たな治療選択肢の1つとなるかもしれない。

 

ボルタレン®テープとジクトル®テープの比較

<1枚当たりの成分の含有量>

ボルタレン®テープ:15mg/30mg
ジクトル®テープ:75mg
含有量が全く異なることに注意!

<1日の使用回数>
両薬剤とも1日1回。

<適応>
ボルタレン®テープ:
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎 (テニス肘等)、筋肉痛 (筋・筋膜性腰痛症等)、外傷後の腫脹・疼痛

ジクトル®テープ:各種がんにおける鎮痛

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