Contents
腎機能低下時・透析時に通常量が使用可能な薬
Ca拮抗薬
アムロジピン(商品名ノルバスク)
ニフェジピン(商品名アダラート)
アゼルニジピン(商品名カルブロック)
ベニジピン(商品名コニール)
シルニジピン(商品名アテレック)
エホニジピン(商品名ランデル)
ジルチアゼム(商品名ヘルベッサー)
αβ遮断薬
カルベジロール(商品名アーチスト)
アロチノロール
α遮断薬
ドキサゾシン(商品名カルデナリン)
プラゾシン(商品名ミニプレス)
β遮断薬
メトプロロール(商品名セロケン)
腎機能低下時、透析時に減量が必要な薬
β遮断薬
ビソプロロール(商品名メインテート)
CCr>10ml/分:減量は必要なし
CCr<10ml/分もしくは透析患者:1日1回2.5mg
アテノロール(商品名テノーミン)
10≦CCr≦50ml/分:1日1回25mg
CCr<10ml/分:1回25mg、週3回
透析患者:1回25mg、週3回透析後
保存期腎不全、透析時に減量は必要ないが少量から開始する薬
ARB
ロサルタン(商品名ニューロタン)
カンデサルタン(商品名ブロプレス)
バルサルタン(商品名ディオバン)
テルミサルタン(商品名ミカルディス)
オルメサルタン(商品名オルメテック)
イルベサルタン(商品名イルベタン、アバプロ)
保存期腎不全患者:減量は必要ないが少量から開始。投与して、血清クレアチニン値が30%以上上昇するときは減量もしくは中止をする。
血清クレアチニン値が高いとき(*)は投与量などを減らすなど、慎重に投与。
*ニューロタンは 2.5mg/dL以上、バルサルタン・テルミサルタン・オルメサルタン3.0mg/dL以上と添付文書に記載あり。
透析患者:減量は必要ないが少量から開始。
参考:
各種添付文書
透析患者への投薬ガイドブック 改訂2版
腎機能別薬剤使用マニュアル 改訂3版
注意!本稿はあくまでも一例であって、絶対的なものではありません。個々の症例によって投与量には注意が必要です。また、すべての情報を網羅していませんので、詳細は各自でお調べください。
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