徐放性製剤は薬の効果が長く持続するように設計された薬。
正しく使用しないと狙った効果が発揮できない可能性があるため、自己判断でかみ砕いたり、粉砕したりして使用してはいけない。
徐放性製剤一覧(全ては網羅できていません)
〇MSコンチン錠
〇MSツワイスロンカプセル(徐放性顆粒)
〇パシーフカプセル(カプセルの内容物を砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのままかまずに服用)
〇モルペス細粒(徐放性の製剤。かみ砕いて服用しないように指示すること。また粉砕はしないこと)
〇オキシコンチンTR錠
〇タペンタ錠
〇ワントラム錠
〇ツートラム錠
〇ナルサス錠
〇ボルタレンSRカプセル
〇アズノールST錠口腔用(徐放性挿入錠)
〇アフタッチ口腔用貼付剤(局所徐放性)
〇サルコートカプセル外用(局所徐放性)
〇アダラートL錠(製造中止。ジェネリックは発売されたまま)
〇アダラートCR錠
〇セパミット-Rカプセル
〇セパミット-R細粒2%
〇セパミット細粒1%
〇デタントールR錠
〇ヒポカカプセル(徐放カプセル)
〇ペルジピンLAカプセル(徐放カプセル)
〇ミケランLAカプセル
〇ブロクリン-Lカプセル(速放部、徐放部)
高血圧の薬
〇ケアロードLA錠
肺動脈性肺高血圧症の薬
〇ベラサスLA錠
肺動脈性肺高血圧症の薬
〇ヘルベッサー錠
〇ヘルベッサーRかプセル(徐放カプセル)
〇ニトロールRカプセル(徐放性の粒)
〇フランドル錠 (アイトロールは違うよ)
〇セロケンL錠
〇ロプレソールSR錠
〇プロプラノロール塩酸塩徐放カプセル
〇リスモダンR錠(注意:リスモダンカプセルは徐放性製剤ではない)
〇プロタノールS錠
各種の高度の徐脈、殊にアダムス・ストークス症候群における発作防止の薬
〇イフェクサーSRカプセル(徐放性カプセル)
〇インチュニブ錠
〇インヴェガ錠
〇コンサータ錠
〇ビプレッソ徐放錠
〇パキシルCR錠
〇レキップCR錠
〇エブランチルカプセル(徐放性顆粒)
〇デトルシトールカプセル(徐放カプセル)
〇ハルナールD錠(徐放性粒を含有)
〇トビエース錠
〇ベタニス錠
〇プロスタールL錠
〇デパケンR錠
〇セレニカR顆粒(徐放性コーティング顆粒)
〇テオドールドライシロップ
〇テオドール錠
〇テオドール顆粒
〇ユニコン錠
〇ユニフィルLA錠
〇ディレグラ配合錠(徐放層を含む錠剤)
〇レミカットカプセル(徐放性顆粒)
〇d-クロルフェニラミンマレイン酸塩徐放錠
〇フェルムカプセル(徐放性の茶褐色の顆粒)
〇フェロ・グラデュメット錠
〇ペンタサ錠
〇ゼンタコートカプセル(腸溶性徐放顆粒を充填したカプセル剤)
クローン病の薬
〇グラセプターカプセル(徐放性カプセル)
〇ケタスカプセル(徐放性製剤。カプセル内容物を取り出して調剤しないこと)
〇レグナイト錠
レストレスレッグス症候群の薬
〇ミラペックスLA錠
パーキンソン病の薬
〇ベザトールSR錠
〇アルタットカプセル(徐放性顆粒剤)
〇アルタット細粒(徐放性細粒)
〇ムコソルバンL錠
〇イソメニールカプセル(徐放性顆粒)
めまいの薬
〇塩化カリウム徐放錠600mg
意外なのはヘルベッサー錠、ベタニス、ハルナールD、ケタスなどか?
何はともかく、医師指示があるからと言って簡単に割ったり、粉砕したりするのは避けること。ちゃんと確認しましょう。
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