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発熱、痛み、解熱鎮痛薬

生理痛にはカロナール(タイレノール)、ロキソニン、ブルフェン(イブ)のどれがよい?

月経痛(=生理痛)に使用可能な薬

解熱鎮痛薬には
アセトアミノフェン(カロナール®タイレノール®
ロキソプロフェン(ロキソニン®ロキソニン®S
イブプロフェン(ブルフェン®イブ®)などがある。

赤線は医師が処方する医療用医薬品青線は市販薬である。

アセトアミノフェン、ロキソプロフェン、イブプロフェンのいずれも月経痛(=生理痛)に効果があるが、

月経痛(=生理痛)に「効能効果を有する商品」は
カロナール®タイレノール®、ロキソニン®S、イブ®である。

医師が処方するロキソニン®、ブルフェン®には月経痛の適応はないため、この2つが月経痛で処方された場合、もしかしたら保険請求が通らないかもしれない。ただし、ブルフェン®には月経困難症の適応がある。

 

ではアセトアミノフェン、ロキソプロフェン、イブプロフェンのどれが月経痛によいのだろうか?

私が思うに、
胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの胃腸障害がある人には胃腸障害の少ないアセトアミノフェンを、そうでなければどれを選んでもよいと思う。
イブプロフェンは子宮移行がよいので、月経痛に適している、という話もあるが、明確な論文は見つけられなかった(今後わかり次第追記します)。

なお、アセトアミノフェンは効果が弱い!という人もいるが、
医療用のカロナール®は頭痛、腰痛症、月経痛、がんによる疼痛、歯痛などには1回1000mgまで使用可能なのに対し、市販薬のタイレノール®は1回300mgと量が大きく異なる。服用量が多くなれば鎮痛効果も期待できることもポイントだ。

医療用のロキソニン®と市販薬のロキソニン®Sは、ともに1錠中にロキソプロフェンを60mg含有し、同じ量だ。

市販のイブ®は1回150~200mgの製品があり、医療用のブルフェン®1回200mgとそこまで大きな差はない。

アセトアミノフェンの作用機序

解熱作用:
視床下部の体温中枢に作用し、末梢血管を拡張し熱放散を増大することで熱を下げる。

鎮痛作用:
視床と大脳皮質の痛覚閾値を上昇させ、痛みを感じにくくさせる。
また、脊髄から上行する痛み刺激を中枢側から抑制する、下行性疼痛抑制系の賦活も関わっていると考えられている。

後述する、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と異なり、COXを阻害せず中枢に働きかけ鎮痛作用を発揮する。胃酸から胃壁を守るプロスタグランジン(PG)の合成を阻害しないため、胃腸障害が少ない。
なお、抗炎症作用はほとんどないためNSAIDsには分類されていない。

 

ロキソプロフェン、イブプロフェンの作用機序

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類される。
COX(シクロオキシゲナーゼ)という酵素を阻害し、熱や痛みのもとになるプロスタグランジン(PG)の発生を抑制することで解熱・鎮痛効果を発揮する。

アセトアミノフェンと異なり、胃酸から胃壁を守るプロスタグランジン(PG)の合成を阻害するため、胃腸障害には注意が必要。

参考までに…

市販薬のイブ®には4つある。
共通点は全てイブプロフェンを含有、15才以上に使用、同じ効能効果となっている点だ。

イブ®A錠:
1回2錠(イブプロフェン150mg)、1日3回を限度。

イブ®A錠EX:
1回2錠(イブプロフェン200mg)、1日3回を限度。
市販薬としては1回量が最大の200mg!

イブ®クイック頭痛薬:
制酸剤の酸化マグネシウム配合で、胃にもやさしい。
1回2錠(イブプロフェン150mg)、1日3回を限度。
商品名に頭痛薬とあるが、他のイブシリーズと同じ効能効果を有する。

イブ®メルト:
水なしで服用可能。
制酸剤の酸化マグネシウム配合で、胃にもやさしい。
1回2錠(イブプロフェン150mg)、1日3回を限度。

イブ®シリーズに共通の効能効果
●月経痛(生理痛)・頭痛・歯痛・咽喉痛・関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛・肩こり痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・耳痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
●悪寒・発熱時の解熱

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