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皮膚疾患

コムクロシャンプー:Strongestクラスのステロイド外用剤で初のシャンプー製剤

コムクロ®シャンプーとは

外用剤としては珍しい、シャンプー様外用液剤のコムクロ®シャンプー。
一般名は クロベタゾールプロピオン酸エステル シャンプー。
特徴と適応、使用方法について覚えよう。

<特徴>
Strongestクラスのステロイド外用剤で初のシャンプー製剤であること。
もともとは「頭部の尋常性乾癬」の適応だったが、2021年2月に「頭部の湿疹・皮膚炎」の適応が追加された。

頭部の湿疹・皮膚炎には主にステロイド外用剤が使用されてきたが、軟膏やクリーム剤を頭部に塗布することは困難で、使用感の悪さも指摘されていた。

今回のシャンプー製剤は、そのような使用感の悪さなどを改善し、洗い流して使用することで頭部へのステロイドの長時間接触を避けることも可能となる。

また、頭皮を洗うという日常的に行われる行為の中で本剤を使用することで、薬の使用忘れを防ぎ、アドヒアランス向上が期待できる。

 

<適応>
頭部の下記疾患
〇尋常性乾癬
〇湿疹・皮膚炎
 脂漏性皮膚炎/アトピー性皮膚炎/接触皮膚炎 いずれにも使用可能!

 

<用法・用量>
通常、1日1回、乾燥した頭部に患部を中心に適量を塗布し、約15分後に水又は湯で泡立て、洗い流す。
短時間接触療法(Short contact therapy)と言うらしい。
「乾燥した頭部」、「約15分後に」がキーワード。塗布してから放置する時間がやや長い?

 

<使用上の注意>
長期間投与することでステロイド由来の副作用(皮膚委縮、毛細血管拡張等)が発現する可能性があるため、4週間を目安に本剤の必要性を検討し、漫然と使用を継続しないこと。

 

同じ成分では何がある?

クロベタゾールプロピオン酸エステルを成分とする外用剤には次のものがある。

デルモベート®軟膏
デルモベート®クリーム
デルモベート®スカルプローション

スカルプローションの適応は以下の通り。
主として頭部の皮膚疾患
〇湿疹・皮膚炎群
〇乾癬

スカルプローションでうまくコントロールできない場合に、コムクロ®シャンプ―を検討するのも1つの治療選択となるのかな?

 

乾癬とは?

表皮細胞の増殖・分化異常、活性化T細胞を主体とする炎症細胞浸潤及び血管増生を特徴とする炎症性角化症。寛解と増悪を繰り返しながら経過する難治性の皮膚疾患

 

脂漏性皮膚炎とは?

頭や生え際、顔面など、皮脂の分泌が盛んな部位にできる湿疹
好脂性の癜風菌であるPityrosporum属(Malassezia furfur)が、脂漏性皮膚炎の発症に関与していると考えられている。
外用抗真菌剤として初めて脂漏性皮膚炎の適応を取得した薬剤に、ニゾラール®(クリーム/ローション)がある。
医師指示のもと、ニゾラール®ローションを自宅のシャンプーに混ぜ、毎日シャンプーしながら薬効を期待する方法もある(配合比は処方医に確認を)。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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