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呼吸器

吸入メプチンとサルタノール、発作時に使用するときの間隔は?

メプチン®エアーもサルタノール®インヘラーも、喘息発作に対する対症療法剤であるので、本剤の使用は発作発現時に限る

メプチンエアー10μg吸入100回(1本で100回噴霧可能)

<用法・用量>
通常、成人1回20μg(2吸入)、小児1回10μg(1吸入)を吸入。
年齢、症状により適宜増減。
1日4回(原則として成人8吸入、小児4吸入)まで使用可能。

<喘息発作時の吸入間隔>
ガイドラインには以下のような記載がある。

成人:
まず1回分を吸入し、効果が不十分であれば最初の1時間は20分おきに吸入を繰り返す(1時間に3回吸入可能)。以後は 1時間に1回を目安に吸入。

小児:
医療機関から事前に説明されている方法に従って1回分を吸入し、15 分後に効果を判定。
効果が不十分な場合は、1~2 時間後に吸入を追加
2回目の吸入後も呼吸困難が残存している場合は、医療機関を受診。  
効果不良で症状が改善されない場合は、直ちに医療機関を受診。
受診に時間を要する場合は、20分~1時間後に再度吸入可能。

参考:メプチン吸入剤 正しくお使いいただくためのQ&A

 

サルタノール®インヘラー100μg(1本で200回噴霧可能)

<用法・用量>
通常、成人1回2吸入、小児1回1吸入。年齢、症状により適宜増減。
1日4回(原則として、成人8吸入、小児4吸入)まで使用可能。


<喘息発作時の吸入間隔>
通常、3時間以上効果が持続するので、その間は次の吸入を行わないこと。
もし効果が3時間持続しない場合には、医師に相談するよう指示し、過度に使用しないよう指導する(サルタノール®のIFより)。

 

注意!!
発作の状態によって対応が異なることがあるので、医師の指示がある場合はその指示に従うこと!

 

 

両薬剤の共通点

●両薬剤とも使用時はよく振ってから使用(有効成分の分散を均一にするため)。
●使用後は、うがい・口腔内をゆすぐことが望ましい(口腔内に付着した薬剤を、唾液と一緒に飲み込むことにより、動悸や振戦のような全身性の副作用が発現するおそれがあるため)。
●噴霧と吸入を同調できる、4~5 歳から吸入が可能と考えられる。
●1日4回まで使用可能。

 

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