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感染症・抗生剤・抗ウイルス薬

麻しん(はしか)・風しんとは?妊娠中に感染すると危険!!

麻しん(はしか)はどんな病気?

麻しんは、麻しんウイルスによって起こる感染症。
非常に感染しやすい病気で、免疫を持たない人が感染すると、ほぼ100%発症する。

子どもの病気と考えられていた麻しんだが、2007年から2008年にかけて10~20歳代の若者で流行し、一部の高校や大学が休校になることもあった。

麻しんは子どもだけの病気ではなく、大人でも注意が必要である。

麻疹は一度かかれば免疫ができるため、一般的には再びかかることはない。

感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染

主な症状
●発熱
●空せき
●鼻水
●のどの痛み
●目の充血、目やに
●痒みを伴う赤い発疹

麻しんの症状は、感染してから約7~14日後に現れる。
まず起きるのは、
発熱、鼻水、空せき、喉の痛み、目の充血、目やに。

発熱は、最初3~4日間は38℃前後、一時下がった後、再び39~40℃の高熱が3~4日程度続く。

症状が現れ始めて3~5日経つと、軽い痒みのある発疹が耳の前や下と、首の横に現れる。
そして、1~2日以内に、体全体(体幹、腕、手のひら、脚、足の裏)に広がり、その一方で顔の発疹は消え始める。

合併症のないかぎり、麻疹の症状は7~10日後には回復する。

合併症
気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などを合併することがある。
予防接種を受けずに、麻しんにかかった人は1000人に1人の割合で死亡することがある。

妊婦が麻しんにかかると
免疫を持たない妊婦が麻しんにかかると、流産や早産を引き起こすことがある。

麻疹は空気感染するため、手洗いやマスクでは予防ができない。そのため、ワクチンによる予防が最も重要である。

 

風しんはどんな病気?

風しんは、風しんウイルスによって起こる感染症。
大人になってからかかると重症になるため、注意が必要。

風疹は麻疹と比べると感染力が弱いが、それでも1人の風しん患者から5~7人にうつす強さはある。

自然感染後の免疫は生涯にわたり持続すると考えられている。

感染経路
飛沫感染

主な症状
●発熱
●発疹
●首や耳の後ろのリンパ節腫脹など

風しんの症状は、感染してから14〜21日(平均16〜18日)後に現れる。
発熱は約半数にみられる程度。
不顕性感染が15~30%程度存在し、また、発熱・発疹・リンパ節腫脹のすべての症状がそろわないことがよくあるため臨床診断は困難の場合がある。

一般に、子どもの場合は数日で治ってしまう比較的軽い病気。

合併症
関節痛、血小板減少性紫斑病(約3000人に1人)、急性脳炎(約6000人に1人)など。

妊婦が風しんにかかると
妊婦、特に妊娠20週頃までの女性が風しんにかかると、胎児も風しんウイルスに感染し、赤ちゃんが先天性風しん症候群という病気(難聴、白内障、心臓病、精神運動発達遅滞)を持って生まれる危険性がある。

 

麻しん、風しんから妊婦・生まれてくる子供を守るには?

ワクチンによる予防が最も重要。
ただし、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を妊婦に接種することはできない(接種不適当者)。

そのため、妊娠を希望する女性(妊娠期間中を除く)とパートナーだけでなく、その家族や周囲の人々(職場や学校など)が麻しん風しん混合ワクチンを接種し、麻しん・風しんに対する免疫を持つことが大切である。

参考:
ワクチン.net
国立感染症研究所 
MSD マニュアル
厚生労働省 感染症情報

最後までお読みいただき、ありがとうございます

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