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ピリン系(ピラゾロン系)薬剤一覧。アスピリンはピリン系ではない?

ピリン系(ピラゾロン系)の薬は数が少なく、調べた限りでは
イソプロピルアンチピリン、スルピリン水和物、アンチピリンの3つのみです

イソプロピルアンチピリンを含有する薬剤
●SG配合顆粒
●クリアミン配合錠A1.0/クリアミン配合錠S0.5 
●ヨシピリン

スルピリン水和物を含有する薬剤
●スルピリン
●メチロン

アンチピリンを含有する薬剤
●ミグレニン

☆「SG配合顆粒」と「クリアミン配合錠」がピリン系だということは必ず覚えましょう!!

それぞれの構造式は次のようになります。
ピリン系には共通の骨格があることがわかります。

勘違いされやすいですが、解熱鎮痛薬のアスピリンはピリンと名前がつきますが、ピリン系ではありません。骨格をみれば全くの別物とわかると思います。
患者さんが勘違いされていたら、正しく説明してあげましょう。
ちなみに、英語ではピリン系は「〇〇pyrine」、アスピリンは「Aspirin」と表記されます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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