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服薬指導

グレープフルーツジュースは摂取しないでください、という説明をするときの自分なりの注意点

Ca拮抗薬はグレープフルーツジュース(以下GFJ)による相互作用を受け、AUCやCmaxが上昇する場合があることが知られていますが、その影響はCa拮抗薬の種類により異なります。

強い影響を受ける薬剤:バイミカード®、カルブロック®
中程度の影響を受ける薬剤:アテレック®、アダラート®
弱い影響を受ける薬剤:ノルバスク®、ヘルベッサー®

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バイミカード®は最大4倍程度、カルブロック®は3倍程度AUCが上昇するという報告があり、たしかにこれらの薬剤を服用中はGFJの摂取を避けるべきでしょう。

しかし、ノルバスク®はAUCが1.16倍しか上昇しないという報告があります。

このように薬剤によってGFJの影響は異なるので、一律にGFJはダメ!と説明し過度に不安を煽るのではなく、もう少し柔軟に説明してもいいのではないかと思います。

また、GFJを飲んでしまった場合の対応方法を説明しておくと、患者さんは安心するはずです。

例えば…
カルブロック®→GFJの影響を受け、普段より血圧が下がりすぎる可能性がありますので、GFJは控えるようにしてください。

ノルバスク®→GFJの影響をわずかに受け、血圧が少し下がるかもしれません。念のため、GFJを飲むのは控えておいたほうがよいでしょう。

共通の説明として…
ただし、GFJを飲んでしまったとしても、必ず影響が出るわけではありません。まずは慌てず、血圧の様子をみてください。自宅に血圧計がないときは、血圧低下によるめまい・ふらつきなどが出ていないか確認してください。

などはいかがでしょうか。

Ca拮抗薬とGFJの相互作用の説明をするときは

●GFJの摂取を一律にダメ!と言わず柔軟に説明
●GFJを摂取した場合の対応方法も説明

 

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